この写真を見てください。
これ、何だと思いますか?
・からからに乾いた地面
・建物のかべ
・動物のはだ
一体何でしょう?
次にヒントです。同じものをとった写真です。
さっきの写真よりも写っているところが大きくなりました。
さあ、これならわかるかな?
もうわかったでしょう。
正解は
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナ・リザ」でした!
外出自粛で、美術館で作品を見て楽しむことは難しくなっています。
本物の絵を間近に見られることにまさるものはない!
と思いますが、今日は、美術館でもなかなかできない
「むしめがねで見る作品鑑賞」
また、実際には遠くてなかなか行けない
「外国の美術館に行った気分を味わう」
など、このときにこそ楽しみたい美術鑑賞をご紹介します。
ルーブル美術館の「ルーペで見る作品」のサイトでは、
普段は決して近づくことのできない距離にまで近づいて
作品を見ることができます。
「ルーペで見る作品」(https://www.louvre.fr/jp/oal)
遠くからはきれいに見える「モナ・リザ」も、近くで見ると絵の表面にはヒビが入っているのはどうしてでしょう?
・絵の具は何を使っているんだろう?
・紙に描いてあるのかな?
と、よく見ると、どうしてだろう?と思うことがみつかるでしょう。
そんなときはぜひ、考えたり、調べたりしてみてください。
作品の出来方、歴史、作者についてなど、気になったことを自分で調べると、作品をより深く知ることができると思います。
上に紹介したサイトでは作品説明の動画も見ることができます。
説明の内容は、小学生のみなさんには少し難しいかもしれませんが、モナ・リザの他にも作品が紹介されていますので、ぜひ体験してみてください。
また、美術館の中を自由にあるき回ることのできるオンラインビューイングや、テーマに沿って美術館を回り、作品の詳しい解説を見られるバーチャルツアーを用意している美術館について、下記のサイトで紹介されています。
こちらもおすすめです。
「美術手帖」(https://bijutsutecho.com/magazine/insight/21582)
様々なサイトをみることで、今まで知らなかった作品に出会えるかもしれません。
好きな作品を見つけたら、いつかきっと、その作品をじかに見に行ってくださいね。
本物の作品の前に立ってみて感じる、絵や彫刻のパワーがあると思います。
実際に目の前で見られない今でも、みんなの感覚を刺激する素敵な作品を見ることで、みんなの作る力がパワーアップします。
休校中ぜひ、美術鑑賞にもトライしてみてください。
【東星学園小学校〜図工担当者〜】