創立者ヨゼフ・フロジャク神父
東京・中野に結核患者収容施設”ベタニアの家”建設
キリストの愛の精神とは、神様から造られた一人ひとりの人間を大切にするということです。神様はすべての人を大切に思ってくださり、一人ひとりに、固有の価値と使命を用意してくださっています。
ところで、子どもが自分自身の価値に気づくためには必要なことがあります。それは周囲の大人から大切にされる経験です。東星学園の教職員は、一人ひとりの園児・児童・生徒を、神様から造られた最高傑作として大切にしてまいります。東星学園は、子どもたちが真の自分と出会う場、すなわち、神様から大切にされている存在としての自分と出会う場でもあります。この真の自分との出会いが、人に新しい「いのち」を与えます。つまり、神様によって生かされた者として生きるようになります。自分の存在の大切さに気づき、本物の喜びを知る人となります。東星学園では、このような喜びに生きる人を育てたいと考えています。
創立者ヨゼフ・フロジャク神父は神様への感謝を一番大切にしながら、お世話をしている病者や福祉事業や教育事業に協力してくれた人たちへの感謝を大切にしてきました。
東星学園は、カトリック・ミッションスクールとしては、首都圏で唯一の幼稚園から高等学校までの共学一貫校です。男女協働が当たり前のこととなっている今日、創立者ヨゼフ・フロジャク神父の、実にキリストに倣った生き方を、女子だけでなく男子にも伝えていきたいと願い、2008年度より中学校を、2011年度より高等学校を共学化いたしました。
フロジャク神父の「生きることは愛することだ」「清瀬は魅力的な場所になったのである。聖なる星が幼子の方へ多くの人達を案内してくれますように」という思いを引き継いで私たちは歩んでいます。