7月29日(月)~31日(水)に4年生、5年生は夏期学校に行ってきました。
場所は富士山近くの山梨県鳴沢村です。
4年生は初めての、5年生は2度目の夏期学校です。
子どもたちは期待と不安を胸に、
お見送りの先生やお家の方に見守られながら、笑顔で出発しました。
まず、バスに乗って向かったのは、富士花鳥園です。
フラミンゴやダチョウと触れ合ったり、カラフルなインコたちを観察したりしました。
中でも盛り上がったのが、バードショー。
飼育員さんの指示に合わせて、頭のすぐ真上を滑空するタカやフクロウ、あっという間に餌を平らげてしまうかわいいアヒルたち。
子どもたちは目を輝かせていました。
夜は、宿舎の周りを散歩し、星空観察を行いました。
澄んだ空気の星空は、東京で見る夜空よりも近く感じました。
2日目は、ガイドの方に来ていただき、3グループに分かれて富士山のお中道巡りをしました。
5合目で富士山カレーを食べて、いざ出発。
ガイドさんに、富士山の溶岩や植物についての説明をしていただきながら歩きました。
溶岩に水をかけ、水が染み込んでいく様子を見たり、
溶岩に鉄が含まれていることを磁石を使って確認したり、
子どもたちは、実際に目で見て、触って、学ぶことができました。
ところが、お中道巡りの終盤に、雨が降り始めました。
滑りやすい下り道でしたが、子どもたちは声を掛け合いながら転ばないように慎重に歩き、無事にゴールできました。
富士山の自然の美しさや過酷さを身をもって体験しました。
宿舎に戻った後は、すいか割り。
班の代表者が棒を持って、周りの子どもたちが「もっと右!」「まっすぐ!」などと声をかけます。
全ての班がチャレンジし、5個のすいかを割ることができました。
外で食べるすいかのおいしさに、10切れ以上食べる強者もいました。
夜はお楽しみのキャンプファイヤーです。
あいにく途中で雨が降り始め、早めに引き上げなくてはなりませんでしたが、
みんなで火を囲んで歌やレクを行い、2日目を楽しく締めくくりました。
いよいよ最終日、3日目。
朝食をとった後、帰り支度をすませ出発です。
閉校式で宿舎の方にお礼を伝えた後、バスで鳴沢氷穴に向かいました。
氷穴の中は天然の冷蔵庫と言われるほど気温が低く、外気との差に驚きました。
その後、青木ヶ原樹海を散策しました。
樹海の中で聞こえる風の音や、植物の豊かさを感じました。
それから昼食をとり、お土産を購入し、帰路につきました。
子どもたちはこの3日間を通して、驚くほど成長しました。
時間を守ること、周りの人に感謝しながら生活することなど、
集団生活の決まりを意識して行動することができました。
学校や自宅から離れた環境で、友だちと協力しながら生活する中で、
気づいたこと、感じたことは非常に多かったのではないでしょうか。
保護者の皆様をはじめ、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
東星学園小学校