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第1回学校説明会にご来校予定だった方々へ~学校長より~

投稿日2020/4/18

本日は第1回学校説明会が行われる日でした。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、緊急事態宣言が出ているため、中止とせざるを得ませんでした。

そこで、今日は、このブログを通して、東星学園小学校へ入学を希望されている方へのメッセージをお伝えしたいと思います。

東星学園小学校は、1936年に創立した学校で、既に80年以上、ここ、清瀬の地で教育事業を継続しております。創立してまもなく、日本は戦争下におかれ、9年後には終戦を迎えました。そんなけっして生易しい状況ではない中、学校を立ち上げ、継続できたのは、創立者ヨセフ・フロジャク神父の強い意志があったからに他なりません。

その意志とは何か。それはそこに集う子どもたちの一人ひとりが、神様の大切な(しかも一つひとつ異なりユニークな)作品である。だから、彼/彼女らは愛される価値があり、愛することの具体的な方法として、寄り添う必要があるという決意です。フロジャク神父のその決意は、「生きることは愛すること」という師の残した有名な言葉に凝縮されています。

東星学園で働く私たち教職員は、創立者のその意志—遺志を引き継ぐものであります。「いろいろな子どもがいてよい」、いや、むしろ、「いろいろな子どもがいるのがよいことだ」という思いで、一人ひとりの児童の学び方、遊び方、甘え方、関わり方、話し方、見方、聴き方、笑い方、泣き方、怒り方、・・・・・、これらに寄り添い、彼/彼女らが自ら成長していくことを喜ぶ教育。喜びは成長につながります。子どもは何かができたとき喜び、寄り添う私たち教員も共に喜ぶ。喜びを分かち合う関わり。これが東星の生活です。

ですから、私たち東星は、こんなお子さんに入学してきてほしい。それは、「入学したら、東星の仲間や先生と、共に生活し、共に成長することができるお子さん」。東星の入学試験は、そんなつもりで、お子さんと私たちの関わりの第一歩。出会いの日と考えています。

そんなわけですから、受験を通してもお子さんに成長してほしい。いやいやな気持ちで受験勉強をするのは、この時期の大事な成長を妨げます。小学校入学前は、幼稚園や保育園やお家で、いろいろな人と関わり、のびのびと遊んでほしい。それが結果として、よい小学校生活につながります。

お子様のご入学を心からお待ちしています。あなたの入学する学校。そこがあなたにとって一番の学校なのですから。

東星学園小学校
校長 大矢正則

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