11月7日(木)
4、5年生は図工の特別授業がありました。
文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業 子供 夢・アート・アカデミー」で
千住博先生が来校してくださったのです。
テーマは「和紙をもんで作る」です。
はじめに千住先生から、和紙は日本が誇る素晴らしいものであるというお話を伺いました。
和紙を手でもんで、その感触を味わいながらイメージを広げて作るのが今日の課題です。
私たちの手や足は、「触って感じとる」力があります。手や足はとても敏感です。
実際に触って手を動かして、まずは、材料とじっくり向き合います。
「和紙にはつるつるしている面とざらざらしている面があって、表とか裏とかいうことがあります。でも本当はそういうことはどうでもいいんです。自由にやってみよう」
和紙をちぎって台紙にはる人、丸める人、色をつける人、
それぞれのやり方で制作が進んでいきます。
授業の最後に千住先生は、
「お友だちの作品を見てみよう。一人ひとり、みんな違った作品ができたね。同じ和紙を使ったけれど、みんな違う表現になります。それはとても大切なことです。」
とお話してくださいました。
新しい材料に触れて、五感を生かして表現した4.5年生。
「楽しかった!」「もっとやっていたかった!」という声が聞かれました。
和紙を通して日本文化に触れ、なおかつ、自由に表現することを楽しむ、
子どもたちにとってとても貴重な時間となりました。
千住博先生をはじめ、スタッフの方々にたくさんお世話になりました。
本当にありがとうございました!
東星学園小学校