天候により、開催が危ぶまれましたが無事、実施できました。
ひこうき大会。
恐らく、こんな大々的にやっているのは東星学園だけであろう全児童と職員も一緒になって紙ひこうきを飛ばす行事です。
今年で51回目。半世紀以上続いている行事です。
低学年は 切り紙距離と折り紙距離。
高学年は 折り紙滞空と切り紙滞空。
職員・保護者は切り紙滞空の部に出場できます。
「折り紙ひこうき」は1枚の紙を折って作った飛行機です。
割とすぐに作れて、長く飛ぶものは風をつかまえて10秒以上とびます。
会場で見ている保護者から歓声が上がります。
「切り紙ひこうき」は児童会が厚紙に印刷したものを切って、接着剤で貼って作った飛行機です。
低学年距離ではゴムのカタパルトを使ってとばします。
1~3年生が一斉に飛ばすのでなかなか壮観です。
高学年、職員・保護者はこの「切り紙ひこうき」で滞空時間を競います。
切って貼るのに40分から1時間、完全に接着剤を乾かすのに丸一日、かかります。
正確に作ってあれば、当然よく飛びます。
完成したひこうきは「調整」します。
尾翼を髪の毛1本分! 折るだけで飛び方が変わります。
そして、同じように作って、同じように調整しても、大会当日に実力を発揮してくれる、とは限りません。
そのときの「運」も少し関係します。
練習で飛びすぎてしまって高い木にひっかかってしまったり、どこかにそのままとんでいってしまうこともあります。
長い時間かけて作ったのに、ちっとも飛んでくれないことは珍しくありません。
飛ばしたひこうきがよく飛んでくれれば嬉しい!ですし、飛ばなかったとしてもまた来年、と思える行事です。
【東星学園小学校】