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4年生 社会科見学「軍道紙の紙すき体験」

投稿日2026/2/24

4年生 社会科見学「軍道紙の紙すき体験」

2月19日(木)、4年生は社会科見学として あきる野市ふるさと工房 を訪れ、東京の伝統的な紙すき技術「軍道紙(ぐんどうがみ)」の学習と体験を行いました。

東星学園 校長 大矢正則 4年生 社会科見学「軍道紙の紙すき体験」(1)
目的地まではバスで約90分。子どもたちは車窓から見える地域の様子にも興味津々です。

■ 軍道紙について学ぶ
到着後、まずはスライドや映像を使って軍道紙の歴史や作り方を教えていただきました。
軍道紙は、この地域で受け継がれてきた東京都の無形文化財。
東星学園 校長・大矢正則 東星学園 校長 大矢正則 4年生 社会科見学「軍道紙の紙すき体験」(2)

映像では「ぐんどうし」と紹介されていましたが、正しくは「ぐんどうがみ」なのだそうです。
材料には楮(こうぞ)の外皮を使い、煮た直後の火傷しそうな温度のままで行う作業、、冬の冷たい川の水での作業、過酷な作業が続きます。
さらに、繊維を均一に広げるために欠かせない「トロロアオイ」の粘液は熱に弱く、暖かい季節にはすぐに腐ってしまうため、紙すきは秋から冬にかけてしか行えないという貴重な技術です。

■ 二つのグループに分かれて体験
説明を聞いたあとは二つのグループに分かれて体験が始まりました。

• ちりより(ゴミを取り除く作業) と かずぶち(繊維を叩いてほぐす作業)
• 紙すき体験

紙すきでは、細い竹を使って作られた「すき簀(すきす)」を使用します。
東京都内で紙すきができるのはここだけで、すき簀を作れる職人さんもほとんどいないため、とても大切に扱わなければなりません。
紙すきは、「化粧水」と呼ばれる下準備の工程からスタートします。
この最初の一すくいで繊維の向きが整うため、紙を重ねてもきれいに仕上がるのだそうです。

■ 体験の様子
「冷たい!」「思ったより重い!」と声を上げる子どもたち。
見ていると簡単そうに見える動きも、実際にやってみると意外と難しい様子です。
東星学園 大矢正則校長 東星学園 校長・大矢正則 東星学園 校長 大矢正則 4年生 社会科見学「軍道紙の紙すき体験」(3)

それでも職人さんの「水平に動かせていて、とても上手」「持ち方も合っていますよ、大丈夫」という温かい励ましに支えられ、全員が紙すきを完成させることができました。
できあがった軍道紙は、名前付きの札が添えられ、後日学校へ届けていただける予定です。

■ ふり返り
学校に戻ってからは、今日学んだことのまとめを行いました。
説明を聞いてわかったこと、体験して思ったこと、多くの気づきや発見が子どもたちのしおりに残されていました。
今回の見学は、伝統文化に直に触れ、自分の手で体験することで学びを深める、とても貴重な時間となりました。
あきる野ふるさと工房のみなさま、そしてお弁当の準備や送り出しをしてくださったご家庭の皆様に、心より感謝申し上げます。

東星学園小学校

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