12月2日(月)ヤクルトレビンズ高安監督をはじめ、選手の皆さんにお越しいただき、5、6年生は、特別授業「ラグビー教室」を受けました。
ラグビー教室が行われる体育館に集まってきた児童達。
ヤクルトレビンズの選手を見かけて近づいて話しかける児童、遠くから緊張した表情で見る児童など、様々な様子が見られました。
全体挨拶をした後、監督、選手の方々より自己紹介をしていただき、監督から「今日はニックネームで呼んでください」と児童が親しみやすい雰囲気でスタートしました。
監督:「今年のワールドカップラグビーを見た人?」
児童達:「見た~♪」
監督:「ゲームを見に行った人?」
5年児童:「はいっ♪」
監督:「どこの会場に観に行ったの?」
5年児童:「え~と・・・。」
観戦場所は忘れたようですが、間近で迫力のあるゲームを観てきたようです。
ウオーミングアップは、バスケットコート内をラグビー選手が選手同士パスをしたり、ボールをもって追いかける鬼ごっこ。
通常の鬼ごっことは違い、大きな選手に囲まれたり、追いかけられテンションが上がる児童達。
続いて、ラインアウト、パス、キック、ヒットなどのデモンストレーションを見た後、3グループに分かれ体験をしました。
①ラインアウト
「バスケットボールゴール下で選手に持ち上げられてからパスを受け取り、ゴールにシュート」
足だけ支えられるので、ピンと体を伸ばしボールを受け取ってゴールするのは意外と難しい様子。
上に持ち上げられるまでに歓喜!?の声を上げている児童が多数いました。
②ヒット
「選手が持っているハンドダミーめがけ、相手にぶつかるヒット」
思いっきり走りヒットするも選手は後退せず。
中には、思いっきりヒットしに行くも跳ね返ってすってんころりん。
跳ね返されるのを笑いながら、楽しんでいる児童もいました。
③パス、キック
「キックティーにボールを置き、選手がゴールポストの真似をした上を通り越すようにキックをする。選手が拾ったボールを児童がパスされ受ける。」
上手にキックができ選手の頭上を越えて「やった~」と喜ぶ児童、狙ったけど「あっち行っちゃった~」と苦笑いの児童、回数を重ねコツをつかんでいく様子などが見られました。
他には、選手を相手にトライゲーム、各グループに選手が入り2チーム対抗でタグ取りゲーム、ラストはパス回しゲームをし、対戦したチームで握手をして終了。
質疑応答の後、監督よりノーサイドやフェアプレイに触れたお話がありました。
児童たちは、ラグビーがなぜ紳士のスポーツと言われるのかということを理解できたようです。
選手と楽しいひと時を過ごしたことで、ラグビーの魅力に触れ貴重な体験をすることができました。
選手の皆さんにはいくつかのクラスに入って給食を一緒に食べていただき、昼休みは、授業に参加できなかった学年の児童と遊びました。
<終わった後の児童の感想>
「すごく楽しかったです。ゲームをする前に円陣を組んだり、少し本物っぽい感じで嬉しかったです。でも、給食の時間は緊張してあまり話せませんでした。」
「普段できないようなことがたくさん体験出来てよかった。選手の人たちを間近に見て、ラグビーの活動をするのは、とてもいいなと思った。」
「最初は体が大きくてちょっと怖かったけど、最後はもっともっとラグビーをしたくなりました。」
「みんなで1・2・3、みどり~!と言うの、とっても楽しかったです♪」
気軽に運動にかかわるきっかけとなる「する」「知る」「見る」「支える」。
今回の授業では、選手と一緒にゲームをしたことで、様々なことを「する」「知る」「見る」ことができ、よりラグビーが身近なスポーツになったことと思います。また、「ルール」や「チームワーク」の大切さを学んだことを、今後の学校生活に活かしていってほしいと思います。
昼休みは、3・4年生と食後の運動・・・鬼ごっこ。
Lの字を手でサインし、「ヤクルトレビ~ンズ」写真を撮って終えました。
≪ラグビー教室をしていただいたヤクルトレビンズの皆さん≫
(右より)高安監督、ジェームス選手、錦職選手
後藤選手、ネイピア選手、ニック選手、石森選手
笑顔あふれる楽しい時間をありがとうございました。
【東星学園小学校】