音楽の授業では年度末にコンサート形式の発表会を行っています。コロナ対策のため、例年と異なる授業内容(打楽器や創作)を実施し、音楽の多様性を味わうことのできた1年でした。
中1 創作「日本の音階を使って旋律をつくろう」
「レミソラドレ」の民謡音階を用いた短旋律を作り、一人ずつipadのGarage bandからフルートや箏、グロッケンシュピールなど好きな楽器の音を選んで演奏しました。
中2 「打楽器のための小品」
6パートに分かれたリズムアンサンブルを色々な打楽器を用いて演奏しました。最初はなかなかそろわなかったリズムも各自タブレットに送った練習音源を使っての自主練習が奏功し、気持ちをそろえて演奏できました。
中3「カントリーロード」ギターとハミングによる弾き歌い
例年生徒が楽しみにしているギターです。最初はギターの構え方から練習しましたが、発表当時はみんな立派なミュージシャン!
高1 ハンドベルによる「Old MacDonald’s」変奏曲
毎年クリスマス会で高2音楽選択者がハンドベル演奏を奏楽しますが、下地作りは高1のこの時期から始まっています。発表形式ではありませんでしたがベルの基本~発展的な奏法を学びました。
高2 「Let’s make our concert!」
高校の芸術科目の必修選択は高2までです。これまでの集大成として、自分たちで発表する曲を選び、本番に向けて練習します。コンサートの裏方作業(プログラム作成係、タイムキーパー、会場係、司会など)も自分たちで考えます。先生方も聴きにくるので緊張!でもこの緊張を味わうところに価値があるのです。
「100回の練習よりも1回の本番」という言葉があります。練習は無論納得いくまでやるのが前提ですが、本番のみでしか味わえない緊張感がさらなる成長を生みだします。
素晴らしい演奏を聴かせてくれた皆さんありがとう!また来年度も楽しい音楽の時間を過ごしましょう!
音楽科