まもなく5月も終わり、梅雨入りも目の前。夏がどんどん近づいてきますね。
新型コロナウイルスの感染者数が徐々に減り、いよいよ幼稚園再開の日も近づいているようです。
じーっとじーっと我慢してきた生活も、そろそろ終わりそうです。
さて、カブトムシの幼虫も、去年の夏から土の中でじーっとじーっと過ごしていました。
始めはゴマ粒ほどの大きさ(2~3ミリ)の卵でしたが、今ではペットボトルのキャップよりも大きく(4~5センチ)なりました。
下の写真をよく見てください。土の中に黒い四角いものが点々とあります。幼虫の糞です。
去年土の中から糞を取り除いたり、お世話をしてきたので年長天使の組、年中星の組のみんなは知っていますね!
成長と共に、糞も大きくなってきました。
これを、知っていますか?
『ふるい』といいます。幼稚園の砂場の道具にもあるのを覚えていますか?
ふるいの中に糞が混じった土を入れて、糞と土を分けていきます。
ほら!土が網目を通って下に落ちて、糞と細かい枝が残りました。
こんなにたくさんの糞が取れました。
そして、虫かごにはふわふわの土だけが残りました。
さて、幼虫を戻そう!と思ったら…随分体が黄色くなってきていることに気づきました。
あれ?変身の準備を始めたのかな?と思い…
幼虫がいつ変身してもいいように、準備をしました。
変身するためには、一匹ずつの広いスペースが必要です。
今までは7匹が同じ大きい虫かごに入っていましたが、別々にわけてみました。
みんなにわかりやすいように、カゴの蓋には何匹入っているのかラベルを貼りました。
全部が終わりカゴをのぞくと…
いました!底の方で、もぞもぞと動いていましたよ。
腐葉土を食べて糞をたくさんして、変身するためのお部屋作りを始めるでしょう!
みんなに会える頃には、幼虫はまた姿を変えているかな?
きっとみんなもグンと背が伸びて、顔つきも変わっている事でしょう!
あと少しで会えるかな?と考えると、ワクワクしますね。
幼稚園が再開したら、新しい年少花の組さんを迎えてみんなで楽しく過ごしましょうね!
〈東星学園幼稚園)