節分。もう春はすぐそこ!と感じるのは大人だけでしょうか?
「鬼が来る!!」殆どの子ども達にとっては、一年で一番嫌いな日です。
さて、幼稚園ではその得たいの知れないものに立ち向かう事こそが、一番経験して欲しい内容なのです。
鬼の嫌いな「大豆、いわしの頭、ひいらぎ」をみんなで用意しました。
ひいらぎは、お散歩へでかけながら探し出し、とってきました。
大豆は、2学期に育てた大根を切り干しにしておいたので、大豆を混ぜて煮物にしてお弁当のときにいただきました。
いわしは職員が用意し、頭に棒を差し飾れるように子ども達が準備しました。
角箱は、牛乳パックに子ども達が可愛く飾りをつけました。
さて豆まき当日。
登園からなんとなく元気がない子ども達は、怖くて怖くて仕方がないのです。
子ども達が勇気をもって豆まきができるようにと願って、
朝からいわしを焼いて、
みんなで煙を浴びて、
15分じっくり炒った豆を、みんなで食べて挑みました。
結果は…
年少だけでなく、年長も声を上げてワーワー泣いていました。
しかし、怖くて友達や先生と体を寄せ合い、皆で一丸となって豆をまいた経験は、友達との距離を更に縮め、一回りも二回りも子ども達を大きくしてくれたことでしょう。
みんな怖かったけど、とってもよく頑張りました!
節分も終わり、春はすぐそこ。いよいよ進級です。
子ども達の今後の成長が楽しみです!
(東星学園幼稚園)