写生コンクール
東星学園小学校では5.6月の図工の課題で校内風景の写生をしています。
完成した作品はクラスの前に展示し、全校で鑑賞します。
心に響いた作品を選んで投票をして各賞を決めています。
子どもたちが選んだどんぐり賞、
先生方が選んだあおぞら賞、
中高生が選んだセキレイ賞、
図工科の教員が選考したメタセコイヤ賞、
の4つがあります。
気合を入れて写生に取り組んだ子たちは、
「先生!賞はいつ決まるの?」
とわくわくしながら結果を待っています。
はじめて写生の絵の鑑賞と投票をした1年生に、
こんな風に話しました。
賞は、「たくさんの人の心に響く絵でした」という意味です。
一人ひとりが心を込めて描いた絵は、みんな大切で、みんな素敵な絵です。
4月に入学したばかりの1年生は、クレヨンを使って写生しました。
広い校庭で、林の木や遊具など、好きなものを見つけて元気に描けました。
2年生からは絵の具も使って仕上げます。
丁寧に見て描いて、絵の具を重ねて仕上げた絵は、とても完成度が高かったです。
3年生は、自分の思い出のある場所に思いをこめて描いた人が多かったです。
建物の形の線がリズミカルで楽しい絵が多くありました。
4年生は木と建物を入れた構図で描きました。奥行きの感じ、描く対象の質感を感じながら、絵具を工夫して使って描けました。
5、6年生には、簡単な線遠近法を紹介してから写生の課題に入ります。
奥行きのある風景を見つけて楽しみながら描いた5年生。
色づくりもお手の物、豊かな色彩で描けました。
今年で最後の写生になる6年生。
選んだ場所に思いをこめて、質感や空気感を大切に描いた作品ができました。
東星学園小学校