皆さん、おはようございます。3月の終業式で皆さんと体育館で集まって以来の集まりとなりました。こうして皆さんが再び、ここ東星学園に集まれたことをとても嬉しく思います。
さて、皆さんはどんな春休みを過ごしたでしょうか? 野球のWBCで盛り上がった人も多いのではないでしょうか。私もWBCには熱中しました。中でも私が注目したのは、日本が予選リーグで戦ったチェコチームの選手たちでした。チェコチームは、1人もプロがおらず、全員がアマチュアでしたが、礼儀正しく、そして一生懸命野球に取り組んでいました。礼儀正しさというのは、国を超えて共通の美徳、美徳というのは人として正しい行いのことですが、本当に礼儀正しさというのは美徳だと思いました。それで、礼儀正しさの基本は何か考えてみました。それは、相手に対しての、思いやりのある態度だと思います。思いやりのある態度の中でも、使う言葉がとても大切になります。
この新しい学年で、皆さんに1年間、特に意識してほしいこと、それは「思いやりのある言葉を使う」ということです。お友達を傷つけてしまうような言葉を使うのは、もう過去のこととしましょう。お互いに「思いやりのある言葉」を使い合えば、きっと、東星学園小学校での学校生活は、より楽しいものとなるでしょう。「思いやりのある言葉」。これを1年間、心に留めて過ごしてください。
校長 大矢正則