例年9月1日の防災の日にちなみ、9月頭に学園全体で行っていた防災避難訓練。
様々な事情で延期が重なりましたが、10月28日(木)に実施されました。
朝からドキドキしている子どももいる中、訓練開始を知らせる放送が入り、緊張が走ります。
校内に響く緊急地震速報の音。
15秒後の地震に備えて防災頭巾やヘルメットをかぶり、まずは「地震の訓練」。
続いて火事が発生した設定で、各教室から校庭へ避難をする「避難の訓練」。
小学生は5分以内に避難完了することが出来ました。
幼稚園生から高校生が集まった後、清瀬消防署の方から、今回の訓練の講評をいただきました。
残念ながら避難の際、大きな声が出てしまったり、前の人との間が開いて走ってしまったりしている場面があったそうです。
お さない
か けない
し ゃべらない
も どらない
の4つのルールは、安全に避難するための命を守る行動です。
実際に災害が起きた時は、パニックになってしまって、この行動がとれない可能性があります。
しかし、訓練に本気で取り組んで身につけていれば、いざという時に、その力を発揮することができます。
訓練だからこそ、本気で取り組んでほしいとお話しいただきました。
折しもこの訓練の1時間ほど前に、地震がありました。
10月7日の夜にも震度5を観測する地震があり、次の日交通機関が大きく乱れたのも記憶に新しいところです。
私たちは、いつ東日本大震災級の(もしくはそれ以上の)災害が襲ってくるかわからない日々を過ごしています。
いま一度、自分たちの普段の生活から取り組めることを考え、見つけ、実行していくことの大切さを認識する機会となりました。
ご協力くださった清瀬消防署の皆様、ありがとうございました。
【東星学園小学校】