今年の4年生は朗読大会で『さんちき』を読みます。
12月から、登場人物の人柄を読み取ったり、
そこから会話文をどう読むのがよいか考えたりしました。
子ども達は冬休みにも朗読の練習をしていて、
いよいよ代表者決めです。
各クラス2人ずつ代表者を決めます。
4年生になると、「間の取り方に気を配ること」
「登場人物の心情を考えながら会話文を読むこと」など、
どのように読んだら物語の内容を
聞き手に伝えられるか考えることができます。
代表を決めるための評価の観点も子ども達と一緒に考え、
子ども達も投票して代表者を決めています。
書写の時間には古典の臨書にチャレンジしました。
4つの古典から書いた人が同じものを考えます。
なんと、1人正解者が出ました!
「言われてみれば、太い感じが似ているかも」
と言った子どももいて、
そこから次々に思ったことを口に出します。
「なんで、文字が白いの?」
「ハンコがたくさん押してある。」
「ぐちゃぐちゃに見えるけど、これがすごい作品なの?」
「線と線がつながっていて、これじゃあ漢字テストだとバツだ。」
頭に浮かんだことを一通り口に出した後、
4つの中から自分が一番気に入ったものを書いてみます。
「ちょっと難しそうだけど、このつながっているのを書いてみよう。」
「○○くん、そっくりに書けてるね!」
「意外とうまく書けたから大事にとっておこう。」
臨書は高校生で学ぶものなので難しいはずなのですが、
いつもと違う感じで文字を書くことを子ども達は楽しめたようです。
【東星学園小学校】