「今年の遠足はどこに行くんですか?」
「山ですか?公園ですか?」
遠足の話をすると、たくさんの質問がとんできます。
「今年はね、太陽に行ったり月に行ったり、
もしかしたら土星にも行けるかもね。」
子どもたちの頭の中は「?」でいっぱいです。
「今年は三鷹市にある国立天文台に行くんだよ。
宇宙を3Dで見られるの。
路線バスもあるけれど、駅から50分ぐらい歩くことにしたよ。
遠足だしね。」
と話すと、
「えー!!50分も歩くのはつらい。足が棒になる。」
などと言っていましたが、
調布飛行場の真横を所々にある健康器具で遊びながら、
のんびり歩いて天文台に向かいました。
国立天文台に着くと、子どもたちはとても大きな望遠鏡に驚き、
どのようにして覗くのかを考えたり、
難しい資料を読んだりしながらたくさんのことを学びました。
「太陽から土星まで、ちょうど200歩だった。」
「木星と土星はかなり離れているんだね。」
太陽系ウォーキングでは惑星と惑星の距離を体感できます。
いよいよ楽しみにしていた4D2Uドームシアターです。
特殊なメガネをかけただけでワクワクしてしまいます。
「太陽って白いんだね。」
「星って本当はこんなにたくさんあるんだ。」
「宇宙の果てってどういうこと?果ての先には誰がいるの?神様?」
自分の目の前を通る星を掴もうとしたり、土星に触ろうとしたり、
興奮しきりで、あっという間の30分でした。
朝早くからお弁当を用意してくださったお家の方、
子どもたちの安全を見守ってくださった駅員の皆様、
国立天文台の皆様、
ありがとうございます。
【東星学園小学校】