東星学園には4名のカウンセラーが在籍しています。非常勤ですからみなさんといつも顔を合わせているわけではありません。しかしながら、みなさんに一番身近な先生たちと同じく、今みなさんのことをとても気にかけています。そこで、今回のCOVID-19の混乱に当たって簡単なメッセージをお届けします。やはり今は相当な困難であること、それでもこころを元気にすることは大事ですね。
伊賀美夕季SC
みなさまお変わりはありませんか? お家で楽しく過ごしている人もいれば、家にいるのは退屈だしストレスだ、という人もたくさんいますよね?
私は新小1と年長の子どもと家にいます。子どもたちは外に出て遊んだり学校に行くのを楽しみにしているのに、気分転換のお散歩程度では疲れません。毎日どう過ごすか、三度の食事をどうするか…仕事をしている日常の方が楽だと思うこともあります。でも、いろいろ感じたり考えたりできるのは命があってこそですね。
大変だ、つらいとつい文句を言いたくなってしまいますが、発想を変えてCOVID-19のおかげで得たことを探してみませんか?というのが私からのお題です。ちなみに私は平日の昼間に子どもたちとソファーに座って絵本を読むという幸せな時間を得ましたよ!
加勇田修士SC
世界中がパンデミックの中でテレワークの仕事が増え、今はクリニックでの認知行動療法講師(土曜日)だけに通っています。緊急事態宣言が出され、様々な自由が発揮できない中で、聖イグナチオの祈りを思い出しました。
「主よ。わたしの自由をあなたにささげます。わたしの記憶、知恵,意志をみな受け入れてください。わたしのものはすべて、あなたからのものです。今、すべてをあなたにささげ、み旨に委ねます。わたしに、あなたの愛と恵みを与えてください。わたしはそれだけで満たされます。それ以上何も望みません」。
終活年齢に近い自分としては、こんな心境で仕事ができるようになりたいと願う毎日です。
児玉裕巳SC
あの2月末の突然の休校から,いろんな学校で多くの先生方の奮闘を見てきました。大変な努力だと思いました。一方児童・生徒や保護者の方と接する機会は少なく,みなさんがどんな風に過ごしているのか,どんな思いでいるのか,ウイルスと同様に見えない分とても心配しています。このブログに載せてあるメールアドレスには,ご相談はもちろん,皆さんの思いを自由に届けてもらえたらと思っています。「こんな工夫してます!」「課題頑張ってます!」など,など。ちなみに私は,家で料理をすること,家内の花の手入れを手伝うことで,心を元気にしています。みなさん、再会を楽しみにしています!
渡辺友香SC
お元気ですか? 我が家でも子供達が、みなさんと同じように登校できずに家で過ごしています。けんかをしたり、「学校行きたい!」「退屈!」の大合唱になったりもしますが、「今、命があること」に感謝して、できることをして過ごそうねと話し合う毎日です。
こんな毎日を少しでも楽しく、健康に過ごすための取り組みが色々紹介されていますね。我が家では、夜更かし朝寝坊をしない、家事を一緒にやる、テレビやネットからの情報収集は時間を決める、食卓を台にして卓球、布団の上でストレッチなどをしています。マスクを縫ったり、普段やらない窓拭きもしてみました。
皆さんはどんな工夫をしていますか? 今の小さな工夫は、将来にも役立ちますよ!
●COVID-19に関する心理的な対応のご相談は・・・
メールは cou@tosei.ed.jp まで
お電話は 042 493 3969 (月曜日 9-14時) まで、お願いします。
東星学園 相談室