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【相談室より4】社交的な会話のすすめ

投稿日2020/4/22

 COVID-19に関して様々な方とお話しています。カウンセリングですから、不安や悩みなど、ネガティブな内容が多くなります。

 そういう時に、変に聞こえるかもしれませんが、なるべく社交的に会話するようにしています。社交的とは、豊かな表情や口調にしたり、声の高さやテンポを調整したり、友好的な雰囲気を出したりして、「あなたとつながっていますよ」というメッセージを出すことです。そうすることで、不安が大きく気持ちが落ちていたり、興奮してイライラしていたり、あるいは本当はカッカしているのにそれを無理に抑え込んだりしている状態を、いくらかしずめることができます。このような社会的なつながりを促すのは、副交感神経の一つである腹側迷走神経の働きです。

 ですから、緊急事態の今、家族や親しい人同士の楽しい和やかな会話はとても大切だと考えています(3密に十二分に注意しながら)。本当は学校で先生と友達とこれまで通りに楽しい会話ができればいいのですが、今はかないませんので、せめてご家庭でできればと思います。あるいは今後先生方と電話でお話しする機会もあると思いますので、明るく和やかに会話してみましょう。

 一方で、医療や福祉の現場で働いていらっしゃるエッセンシャルワーカーの方達のお話をうかがうと、仕事も休めず、今までと全く同じように通勤し、またお子さんとも離れて暮らし、感染の恐れから家族に会うことも制限しているとおっしゃいます。そういう方達はストレスを軽減するはずの家族団欒もできませんので、本当に大変だろうなあと思います。今はお仕事に敬意を払うのと同時に、少しでも早い終息を願い、そのために自分にできることを徹底するしかありません。

 みなさん、意識して社交的な会話を心がけ、腹側迷走神経の働きを促してみてください。

●COVID–19に関する心理的な対応のご相談は・・・

メールはcou@tosei.ed.jpまで

お電話は 042 493 3969 (月曜日 9-14時)まで、お願いします。

東星学園 相談室

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