5年生の理科の授業で、花の観察を行う単元があります。
しかし、この事態で、花が咲いている時期に授業ができそうにもなくなりました。
写真などを示す手もありますが、できうる限り実物で授業を行うのが、本校の理科の目標であるので、どうしようかと思い、実験してみました。
学校敷地内の桜の花で、いろいろ試してみました。
1)押し花
あくまでも押し花で、平面的になってしまい、実物とは言い難いです。
2)ドライフラワー
しぼんでしまい、触ることも難しい状態でした。
3)クリスタルレジンでの封入標本
透明な、レンズ付きプラスチックケースに入れ、クリスタルレジンで封入しましたが、花びらが黄色く変色してしまいました。
〈クリスタルレジンでの封入標本〉
4)透明プラケースに水を入れて凍らせる
気泡が邪魔で、さらに、直接触れません。
〈プラケースに入れて凍らせた標本〉
5)そのまま冷凍する
そのままの色、形で保存できています。
〈大型冷凍庫〉
〈1週間冷凍した桜の花〉
昨年、アイスクリームを売るために使うような大型冷凍庫を購入していました。
東星バザーでも使用できるし、雲の実験などができると思って購入したのですが、このような使い方もできました。
一日も早く、学校が再開できて、止めた春を動かし始めたいものです。
【東星学園小学校〜理科担当者〜】